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「原発・正力・CIA」を読んで





原発・正力・CIA」という本を読みました。


Twitterで以前

「原発を導入した正力松太郎は、郷里の富山を愛していたので、
 事故があったときに被害が及びにくいように原発を富山には誘致しなかった」

というような趣旨のツイートを読んだので、
そのようなことが書かれているのかと思い読みました。


が、そのような記述はなかったです。
正力松太郎は原子炉が日本に導入される際にはキーパーソンの役割を果たしましたが、


商用の原子力発電所が複数立地されて、
本格的に発電を担っていくことになる前の1969年に政界を引退し、その年に死去しているから、

「郷土愛から富山にうんぬん」

というのは、成り立たない話なのかなと思います。


で、富山の件を離れると、途中で引用されているCIA文書で

「彼(正力)のメディア帝国は日本で最も中央集権的で、従って最もコントロールしやすく、
大衆の心を掻き立てるという点では最も影響力が強い。」

と書かれており、

著者が、
『メディアで繰り返し取り上げることによって有権者に特定の政治課題が重要だと思わせることを
「プライミング」と呼んでいる。』

と記述しているのを読んで、

読売新聞を中心とするメディアは、いまはこの体質から脱却していうのかな、大丈夫かなと
思ってしまうのは、わたしだけではないと思います。


また、引用されているCIA文書のなかに

「原子力エネルギーについての申し出を受け入れれば、
必然的に日本に原子爆弾を所有させるということになる。
これらは、トラブルメーカーとしての潜在能力においてだけだとしても、
日本を世界列強のなかでも第一級の国家にする道具となりうる。」

なんて言葉もあって、
訳語の選択によるのかもしれませんが「列強」という言葉が、
第二次大戦後なのに使われていて、
軽い衝撃を受けましたし、


やっぱり一部の人がひどく原子力発電所の維持拡大にこだわるのは、
原子力発電所のウランなりプルトニウムなりから、
核武装できる状態を維持したいということなのかなと考えたりしました。


あと、

『アイゼンハワー大統領はホワイトハウスの記者会見でこう述べた。
「ソ連の人工衛星は大陸間弾道ミサイルを完成したことの証明である。それには軍事的な意義がある」』

という文章もあり、
「人工衛星」と「大陸間弾道ミサイル」は、

同じ技術の表裏であり、
同じ物をどの角度から評価するかということなのだな、と再確認して、


先日の「北朝鮮が人工衛星と称する事実上のミサイル」騒動を思い出して、
おかしさを噛みしめました。

Twitter上では「○○と称する事実上の××」なんてツイートが氾濫したものですから。


しかし、裏を返せば、
日本は人工衛星を打ち上げる技術を持っているのですから、

核部分さえあれば、
核つきの大陸間弾道ミサイルを導入するだけの下準備は完了しているということですね。


だから、日本の人工衛星の打ち上げに軍事的な脅威を感じたり、
軍事的な観点から興味を寄せているであろう国もあるだろうということですね。


でますます、先ほど自分で書いた

> やっぱり一部の人がひどく原子力発電所の維持拡大にこだわるのは、
> 原子力発電所のウランなりプルトニウムなりから、
> 核武装できる状態を維持したいということなのかなと考えたりしました。

という言葉にループしてしまいます。
ただ、狭い国土の日本で核実験を繰り返さないと、

品質を維持したり向上させたりできない核武装は現実性があるのかなと、思ったりもします。

臨界前核実験という手法もあるのでしょうが、
すいません詳しくないので、ここまでにします。
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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