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「頼朝と重源」展のポスターをみて






大河ドラマで「平清盛」を放送しているので、

それとの関連で、「頼朝と重源」という展示になるのかなと思うですが、

近頃、日本の中世史の本を読んでいて思うのは、

南都の焼き討ちを命じた平清盛も平重衡も大変剛愎な人物だったのではないかということです。


頻発した南都北嶺による強訴の神輿とそれを振る僧(兵)を、

射ることすら武士がためらう時代に、

その本拠たる南都(奈良)を焼き討ちにするというのは、

並大抵の覚悟ではないでしょうから。


なにしろ、嘉保の強訴に対して、攻撃を命じた藤原師通が、神の矢を眉間に受けて、

その祟りで死んだと信じられていた時代に、南都を焼き討ちするわけですから、

平氏が武士らしさを失って、坂東の荒武者の気風を失わない源氏に負けたというのは、

まったく当たらないのではないかと思います。


なにしろ、北嶺にあたる比叡山を焼き討ちした武士は、

時代約400年も下った織田信長ですからねえ。


しかもその時ですら、国家の両輪である王法、仏法のひとつ、

仏法に対する破壊だという非難や意識があったということですから、


平重衡の南都焼討は、やっぱり並の武士ではできないのではないかと思うわけです。

展覧会もできたら、見に行きたいなと思っています。
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テーマ : 展示会、イベントの情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

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